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保育園で実践されている「イヤイヤ期の子供」への上手な対応方法

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今回の記事は、1歳4カ月で既にイヤイヤ期の片鱗を見せつつある我が息子に対し、将来どのように対応すればよいか不安で、保育園の先生に対応策を聞きましたので、その内容を皆さんにシェアします!

教わった方法は、ママ・パパがすぐに実践できる難しくない方法だったので、今回の記事内容が「将来訪れる子供のイヤイヤ期に不安を感じる」「イヤイヤ期の真っ最中で疲れてます」というママ・パパの不安や悩みを解決する特攻薬になれば嬉しいです。

イヤイヤ期とは? なぜ始まるのか?

イヤイヤ期は早いと1歳半頃から始まるといわれています。

イヤイヤ期とは。。。

子どもに自我が芽生え、何でも「自分でやる!」と言ったり、「イヤ!」などと自己主張が強くなることです。

同時に自分でやりたいことが増えますが、上手くできなかったり欲求や感情のコントロールがまだ未熟です。

そのため、「イヤイヤ!」と癇癪を起こしてしまいます。

今まではお風・ご飯・お着替えなど、なんでもママ・パパに頼っていたにも関わらず、ある日突然「自分でやりたいー!」と泣き叫ぶわけです。。。

しかし、このような経験を重ねて、子供は「どうすればイヤな状況が解消されるのか」を学び、成長していきます

子供の”イヤイヤ”に振り回されるママ・パパにとっては大変な時期ではありますが、イヤイヤ期が来るということは順調に成長している証でもあります。

また、ママ・パパや周りの人が子供の気持ちをしっかり受け止めてあげることで、子供の自己肯定感が高まるとも言われています。

子供にイライラする気持ちはよくわかりますが、感情的になって声を荒らげることは避けて、なるべく付き合ってあげましょう! (*゚▽゚*)

イヤイヤ期の対処法「子供に選択させてあげる」

しかし、「子供にとってイヤイヤ期は、成長に大切な時期だ!」と言われても、親としては何とかストレスを最小限で切り抜けたいと思いますよね。。。(私も同感です (´・ω・`)

そんな時に効果的なのが「子供に選ばせてあげる」という方法です。

例えば、子供が服を着るとき。

イヤイヤ期の子供は『なんでも自分でできる!』と思って、自分ひとりで服を着ようとしますが、結局できずに泣いてしまう。。。そこで、ママ・パパが助けてあげようとすると、「自分でやるー!!(泣)」と言って泣きじゃくり、どうにもならない場面ありますよね。。。 (´;ω;`)

そんな時は、このように「子供に選ばせてあげる」を活用してみてください。

とりあえず、一度ひと通りは子供自身にトライさせてみる。
上手く着れずに、「もうやだー(泣)」となって、服を着ること自体を嫌がっている様子であれば、「この服と、この服どっちの服が着たい?」と選択させてあげる。
まだ服を着ようと頑張っている様子であれば、「右腕から着たい?左腕から着たい?」などと子供が選べるように問いかけた上で、サポートするとよいです。

このように、「とにかく自分でやりたい!」「自分で自分のことを決めたい!」という子供の強い意思・心情をくすぐってあげると、「やだー(泣)」と騒いでいた子供も「えっ、自分で決めていいの!?」と、上手くいかなかったことに対して、楽しさや興味が復活することがあります。

また、他の例としてお風呂に入って欲しい時。

おもちゃで遊んでいる子供を止めさせて、お風呂に入れたい時、子供は「お風呂やだー。もっと遊ぶー!」となると思いますが、そんなときはバスタオルを2つ見せて「どっちのバスタオルでお風呂に入る?」と問いかけてみましょう。

そうすると、子供は『自分で選ぶことが出来る!』という興味に切り替わり、お風呂に入る興味へと繋がっていきます。

まとめ

以上のように、子供のイヤイヤ期というのは、子どもに自我が芽生え、何でも「自分でやる!」「自分で決める!」という、自己主張が強くなることによって始まります。

イヤイヤ期は、子供は「どうすればイヤな状況が解消されるのか」を学び、成長していく過程であり、順調な成長の証でもありますので、なるべく付き合ってあげましょう。

うまく付き合う方法は、”子供に選択をさせてあげる”ことで、子供の「自分で決めたい!」という気持ちを上手く活用して誘導することです。

保育園で使っている手法らしいので、ぜひ一度試してみてください!