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子供を褒める時・叱る時に共通して使える伝え方

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今回の記事は、褒める時・叱る時のどちらにおいても、子供にしっかりと伝わる、とっても良い方法をご紹介します✨

ママ・パパの中には、様々な褒め方・叱り方を試したが、なかなか上手く行かずに、悩んでいる方もいるかと思います。

そんな悩みを抱えるママ・パパに、ぜひ今回記事の内容をお試しいただきたいです😆

今回ご紹介する方法は、現役の保育士さんにお聞きした内容なので、効果と信憑性が高い内容であります。

結論から言うと、『子供に対し、こちら側の気持ちを伝える。』ということです。

では、詳細を見ていきましょう👍

主語を『子供(=You)』ではなく、『私(=I)』に変換する

実は、子供を褒める時・叱る時に、主語を子供(=You)ではなく、私(=I)に変えて伝えるだけで、子供への伝わり方が格段に変わります😳

例えば、子供が走っては危ない所で走った場面で叱る時。

通常だと、「走ったら危ないよ!」「走ったら、ダメ!」という注意の仕方をすると思います。

また逆に、子供が自分でお片付けをした場面で褒める時。

「お片付けして偉いね。」「すごいね!」という褒め方をすると思います。

上記のような伝え方は、子供(=You)を主語とした伝え方です。

この伝え方を、私(=I)を主語にして、こちら側が”どう思っているか”を含んだ伝え方に変換することが重要です👀

「走るの面白いよね。ただ、ママはそこで走ったら危ないと思うなー。
「ちゃんとお片付けできたね。パパとっても嬉しいな!

なぜなら、相手を非難しているだけの『子供(=You)主語』の伝え方だと、子供は注意されている内容が、自分だけの問題として捉え、「まぁ、別にいいや」と考えてしまう可能性があります。

一方、ママ・パパや大人側が「悲しいな」「こうやって欲しかったな」「とっても嬉しいな」など、こちら側の気持ちを含めた『私(=I)主語』の伝え方をすることで、子供に相手の気持ちを考える余地が生まれ、相手の気持ちを考える力が育ちます。

子供にとっては、「自分だけの問題」と捉えるのか、「ママ・パパが嫌な思いをしている」「ママ・パパがとっても喜んでくれている」と捉えるのでは、物事の受け止め方が全く変わってきます。

まとめ

以上、『子供に対し、こちら側の気持ちを伝える。』ということが、子供を褒める時・叱る時に共通して使える伝え方のコツでした。

ただ『子供(=You)主語』で伝えるだけではなく、『私(=I)主語』に変換して、こちら側の気持ちを伝える。

これだけで、子供の受け取り方、さらには伝わる効果が段違いに変わってきますので、ぜひ試してみてください✌