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0~1歳半の子供の成長において大切にしたい5つのこと

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今回の記事では、生まれてから0~1歳半の期間で、子供の成長において大事になってくることを5つご紹介します。

Ⅰ. ”いつも同じ”を心がける

子供の成長において大事なこと1つ目は、「”いつも同じ”を心がける」ということです。

赤ちゃんは生まれてすぐに、外の世界に対して”観察”と”吸収”を始め、無意識に周りの情報を自分の中に取り込んでいきます。

そんな赤ちゃんだからこそ起こってしまう出来事が、”「いつもと違う!」と思うと不安になってしまう”ということです。

なので、「いつもと違う!」と思うと、赤ちゃんであれば泣き出し、1歳くらいであれば癇癪を起こしてしまうことがあります。

では、”いつも同じ”を実践するためにはどうすれば良いのか?

大切にして欲しいのは3つです。

”いつも同じ”を実践するポイント

①自宅の物はなるべく同じ場所に保管する
②毎日繰り返す行動は同じ順番を意識する
③なるべく同じ場所に座る

① 自宅の物はなるべく同じ場所に保管する

「リモコンは机の上」、「おもちゃ箱は棚の一番下」、「お着替えはタンスの一番下の段」などとというように、なるべく同じ定位置に家の中のものを保管するようにしてください。

そうすることによって、子供は安心しますし、後々にお手伝い等もしやすくなります。

② 毎日繰り返す行動は同じ順番を意識する

例えば外に出るときに、いつもは上着を着てから靴を履くのに、順番を崩して上着の前に靴を履かせようとすると癇癪を起こすことがあります。

これもまさに、いつもと違うことが不安に感じて起こる行為です。

全てのことを同じ順番にすることはストレスがかかることなので、難しいですが、”毎日必ず行うこと”だけは、意識して同じ順番でしてあげると良いと思います。例えば、着替える順番、お風呂で体を洗う順番、起きてからの一連の流れなど。

③ なるべく同じ場所に座る

経験されている方もいるかもしれませんが、例えばいつもママが座っている車の助手席に違う人が座っている、食卓の座る位置が違うと子供は泣き出してしまいます。

これは、いつもの場所に同じ人がいないと不安に感じるからです。

なので、できる限り同じ場所に座ることを心がけてあげてください。

また、”同じ場所”という観点から見ると、授乳する場所、おむつを変える場所、ご飯を食べる場所などもなるべく家の中の同じスペースで行ってあげると、子供が安心すると思います。

特に、寝る場所(ベビーベッドの位置)を頻繁に変えることは、子供にとって大きな不安要素になるので避けたほうがよいです。

上記3つを意識していくと、子供が生活における不安を払拭し安心感を持てるようになります。

そして安心感が大きいと、興味があるものに勇気を持って新しいことにチャレンジしてみたり、行動範囲を広げてみたり、自由に世界を探求していくときの強いサポートになり、成長のための行動が取れるようになります。

【注意】上記のポイントは、ご家庭内に限った話となります。
新しい外の世界や、他の人の子供とのふれあいは新しい刺激を与えてくれる存在です。
それらの新しい刺激にチャレンジしていけるように、家庭内では「いつも同じ」を大切にしてあげてください。

Ⅱ. 成長に合わせて目線を上に誘導する

子供の成長において大事なこと2つ目は、「成長に合わせて目線を上に誘導する」ということです。

このポイントを実践することで、赤ちゃんの ズリバイ → ハイハイ → つかまり立ち → 歩く という成長過程をスムーズに進めることができます。

生後半年位になると赤ちゃんはズリバイを初めて、徐々にハイハイが出来るようになります。

この時期の赤ちゃんの目線は床などの低い目線が中心なので、ボールなどの転がるアイテムが活躍します。ボールなどに興味を惹かれズリバイから、ハイハイへと移行がスムーズに進んでいきます。

そして次段階のつかまり立ちの時期においては、「高い所のものが取りたい!」と意識させるために、掴まっても安全な棚の手の届きそうな位置に、赤ちゃんが気になるおもちゃを2つくらい置いておくことが効果的です。

このように、赤ちゃんの次への成長に繋げるために、赤ちゃんの目線を徐々に上に誘導することを心掛けてあげてください。

Ⅲ. 赤ちゃんが大好きなこと3項目

子供の成長において大事なこと3つ目は、赤ちゃんとの接し方において大切にして欲しい「赤ちゃんが大好きなこと3つ」ご紹介します。

赤ちゃんが大好きな3つのコト

① 赤ちゃんの表情を真似る
② 赤ちゃんが声を発したら、優しい声を返してあげる
③ 赤ちゃんが顔を見てきたら、アイコンタクトをして微笑んであげる

これら3つは全て赤ちゃんからママ・パパに働きかけをして、それに対する反応が返ってくると言う相互コミュニケーションです。これらを実践することにより、赤ちゃんはママ・パパを信頼出来るようになり、心の安定と脳の発達を促すと言われています。

ただし、これらをずっとやり続けるというのは、赤ちゃんと大人どちらにもストレスになるので、基本は”できるときに、対応してあげる”という意識でOKです。

赤ちゃんは刺激が多すぎると、顔を背けたり、視線を避けたり、体をこわばらせることがありますので、変化を感じつつ親からのアプローチのしすぎには気をつけましょう。

Ⅳ. 絵本の読み聞かせ

子供の成長において大事なこと4つ目は、絵本の読み聞かせです。

”語りかけ育児”には賛否両論ありますが、私は「親が愛情を込めて子供に言葉を伝えることは必ずプラスになる」と今までの経験から感じています。

そして語りかけ育児の一番の方法が、絵本の読み聞かせです。

1歳頃まで赤ちゃんは、言葉も絵も上手く理解できませんが、ですが大事なのは”絵本というツールを通じた親子のふれあい”です。

ある研究では、3歳までに親の言葉を充分に聞いてきた子供は、語彙力、IQ、理解力、表現力にも良い影響があることがわかっています。

では、いつから絵本の読み聞かせを始めるのか?

おすすめは「生まれてからすぐ」です。なぜなら、赤ちゃんは出産の10週前くらいから音をきいており、親の言葉を吸収していると言われています。

「まだ絵や言葉を理解できない赤ちゃんには、絵本を使わなくてもいいんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、絵本を使うメリットは2つあります。

絵本で語りかけをするメリット

① 自然な語りかけが出来る
絵本なしに語りかけ育児を実践すると、言葉を選ぶのは結構大変です。
「何を伝えたらよいのかわからない」と悩む人もいるくらいです。
しかし絵本であれば、語りかける内容が既に書かれていますので、気負わずに読めば良いだけであり、語りかけを楽にしてくれます。

②子供が本好きになる種を蒔ける
絵本で読み聞かせを繰り返し行うことで、読み聞かせが好きになり、子供自身が本を読むことが好きになり、そして読書好きになるという過程は、子供の成長に最も影響を与えることの1つとなります。幼児期に読み聞かせが”楽しい”と感じることができれば、成長後に高い確率で絵本・書籍を好きになってくれます。

また、読み聞かせのポインとしては、赤ちゃんに対し絵本を見せるのも良いですが、親の口元を見せることも重要です。

赤ちゃんはどのように声が発せられているのかを不思議に思い、親の口元を見ることが多いので、そんな時は大きく口を動かして言葉を発する見本を見せてあげましょう。
後々の子供の発語の助けになっていきます。

Ⅴ. 外に出かけよう!

子供の成長において大事なこと5つ目は、外に出ることです。

0歳1ヶ月くらいからは、人混みは避けつつ外に出かけていきましょう。

子供にとってはいつもと違う環境において、目、耳、手からといろんな刺激を吸収することができます。外に出ることによって”知的好奇心”を育てたり、脳を育てることにも繋がっていきます。

親にとっても、家でずっと子育てをするよりも、外に出かけてリフレッシュ出来ると、子供にとってもさらに良い影響になります。

子供に優しく語りかけながら外の世界を楽しんで見てください。

今回記事の内容は以上となります。

0歳の赤ちゃんを子育てされている方、これから出産を迎える方は、ぜひ実践していただけると嬉しいです!

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